2012年1月28日 (土)

フラット補正後のカブリ補正

連続のELフラット関連です。

今日は、0.5mmPPシートをEL板に挟んで、白紙とトレペ、そして保冷用の発泡シートなどを使って減光し、フラットを取得して見ました。

Flatの画像は、今回省略しますが、フラット補正を行うと、Gがやはり円形のカブリが残りました。

カブリの出方はともかく、カブリをSi6の周辺減光/カブリ除去を使って補正して見ました。

Light画像は、本日撮像したM42付近。LRGBとも5分1枚です。
処理後の画像を、レベルを切り詰めたものと比較してあります。
また、画像は、SI6で4x4ソフトビニングしていますので、濃淡が強調されています。

20120128m42flatl

L画像。
若干、ムラが残っている感じ。一番うまく合っていると思ったのだが・・・残念です。
また、左から感度ムラによるシワシワが取りきれていません。
結構、これはショックだな~。。。

20120128m42flatr

20120128m42flatg

そして、R画像と問題のG画像。
これが、補正してみると意外にフラットに仕上がります。
R画像は、カブリ補正1発ですが、さすがにG画像は、周辺減光補正とカブリ補正の合わせ技です。
これは意外でした。。。

20120128m42flatb_2

最後がB画像。
これは、ちょっとショック。。。
酷いムラが残りました。
こんな残り方されると補正しようがありませんね。。。困った。。。

20120128m42flatbl

ちなみにB画像にLフラットを適用した結果。
上記のBフラットより少しいい程度で、ムラがなくなる事はありません。
また、縦に筋が走っていますね~。うまく行かないですね。

以上のような結果。
処理を進めてみると、安心していたLとBに落とし穴が・・・

強調するような画像処理では、このフラットでは使えませんね。
また、RGB合成した時の背景の色ムラも出てきます。

そもそも、光害地のフラットを短時間で取得しようなんて事が間違いないのかな~。
オリオンをLRGBで撮像していますが、終了したら減光を大きくして、もう少し長い露光時間を試して見ます。
でも、1分なら、今までのスカイフラットと変わらないんだけどな~。

※8秒露光と12秒露光では変化なし。20秒も撮って見たけど、まだ処理出来てない。
30秒も一応これから仕込むか。。。


20120128m42lrgb

12秒露光フラットを使ってSI6でLRGB合成。
SI6だけでは、背景を揃えられないので、CS4に持ち込んだ。
しかし、微妙なムラがあり苦戦。
これ以上処理しても無駄なので、ギブアップ。
星の色が黄色に転んでるな~。

FSQ106ED(F5)+ML11002 L=5mX8 RGB=5mX4

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フラットが合わないです

昨夜の記事の続きになります。

フラットが合わないですね~。何が問題ないのか?全く見当が付きません。

テスト用に撮像したLRGBのLightフレームとELフラット、そしてフラット補正後を並べて見ます。
いずれの画像も、MaxIMで欠陥ピクセルを補正後、SI6.5で処理しています。

20120127llight

20120127flatl_2

20120127lightl

Lフィルター。
光害の影響を受けて元画像のピークが右(南)シフトしています。
フラットは、当然真ん中辺りがピーク。フラットの画面下の乱れが、フラット後の画像下に現れています。

20120127rlight

20120127flatr_2

20120127lightr

Rフィルター。
こちらも元画像が光害の影響で随分右にシフトしています。
フラットの画面下の乱れがありますが、こちらは意外と素直にフラット補正されているように思います。

20120127glight

20120127flatg_2

20120127lightg

Gフィルター。問題です。
フラットは右にシフトしていますが、画面下の乱れはありません。
しかし、このフラットで補正するとご覧のとおり。残るは光害成分と思いきや、円形の傾きが残ってしまいました。

20120127blight

20120127flatb_3

20120127lightb

Bフィルター。
こちらは、Lフィルターに似た状況。
フラットの画面下の乱れが、若干補正後に出ています。

という状況でした。

ちなみに、LフラットをRGBに代用して見ましたが、RBは何とか使えそうな感じですが、Gは全くダメでした。

=====これまでのSkyflatをMaxIMDLで処理した画像=====追加!

20120127skyflatl

20120127skyflatg

MaxIMでBiasも含めてSkyFlatでキャリブレーションしたL画像とG画像です。ゴミ跡は、無視してください。
L画像の画面下の乱れはありません。また、LもGも光害成分が規則的に残っている画像になります。
特に、G画像は、ELフラット補正後が異常ですよね~。フラットに問題ありです。

このような補正が出来ればいいのですよ!ELフラットさん!

=====以上、追加分でした。

今日、0.5mm厚の白いPPシートを買ってきました。
これで、最初の減光を行い、調整にトレペなどを使う予定です。

なかなかうまく行きませんね~。


フラット画像だけでは面白くないので・・・(笑)
テスト用に適当に向けた空は、M61が写っていました。また、周辺には系外銀河無数写ってます。

FSQ(F5)のLフィルター5分2枚を加算平均した画像から、主要部を!
主要部周辺を2X2ビニングして、LRGB合成。LRGB=5mX2。

20120127m61area1_2

20120127m61area2_2

20120127m61lrgb

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Flat撮ってます・・・

千葉から帰宅して、フラットを撮像しています。
減光を大きくして、Lフィルターで8秒露光に決定。
カウント値は、19,000です。
MaxIMDLでRemove Bad Pixelsをバッチで処理しています。
これだけでも1枚処理するのに7秒ほどかかります。
今回は、64枚撮像したので、処理時間は、7分30秒ぐらい。
Darkの8秒が終わり、SI6.5でバッチで加算平均して、保存。
現在は、Lフラットを処理中。出来上がったら、画像をUPします。

20120123skyell

20120127flatl

ちなみに、Skyflatと前回のFlatです。
そして、今日撮像したLフラット。
前よりも山が緩やかになっています。
ただ、画面下の乱れが気になりますね~。何だろう。。。

20120127flatr

20120127flatg

20120127flatb

RGBです。山は、穏やかになりました。
Gが右に寄っていますね。
それと、RとBの画面下が乱れています。Gは綺麗なんですが。。。

Gが全然合わない。。。眠いのでおしまい。。。明日にしよう。。。

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2012年1月26日 (木)

ステライメージ6.5での画像処理手順(案)

SI6.5になり64bitマシンで快適に動作するようになりましたね。
そこで、SI6.5をメインに画像処理を行う手順を考えて見ました。
Lightフレームを撮像するとともに、毎回フラットも取得するという条件です。

ML11002には欠陥ピクセルがあります。
これを除去するのはMaxIMDLで行いますので、Bias,Flat,FlatDark,Light,LightDarkそれぞれ1枚毎に欠陥ピクセル補完を先ず処理します。
欠陥ピクセル補完後の手順です。

===これまでの処理(MaxIM)===
①Bias加算平均コンポ
②FlatDark-①Bias → 加算平均コンポ
③Flat-(①Bias & ②FlatDark) → 加算平均コンポ
④LightDark-①Bias → 加算平均コンポ
⑤Light-(①Bias & ④LightDark & ③Flat) → Sigmaclipコンポ
⑥SI6.5でカブリ補正

事前に準備できる(①、②、④)を除き、③→⑤→⑥をLRGB毎に処理することになります。

===SI6.5をメインでの処理===
①FlatDarkをバッチコンポジットで加算平均
②Flatをバッチコンポジットで加算平均
③LightDarkをバッチコンポジットで加算平均
④Lightをバッチ共通ダーク/フラット補正で、③LightDark、②Flat、①FlatDarkを指定して処理。
⑤2点指定の加算平均(除外σ=0.8)※ここはMaxIMのSigmaclipを使うかも
⑥カブリ補正

事前に準備できる(①、③)を除き、②→④→⑤→⑥をLRGB毎に処理することになります。
SI6.5で処理する場合は、BiasはDarkに含まれるためダーク減算で対応します。

という感じでしょうか。
手順的には、バッチで処理するSI6.5の方が、簡単です。
問題は、コンポジットの位置合わせ精度ですよね~。ここは、MaxIMDLに任せる方が無難かもしれませんね。
ソフトを渡り歩くと、色んな場面でファイルを保存しておく必要がありますが、バックアップを兼ねて面倒でも保存した方が良いですよね~。

EL板フラットが確立できれば、ステライメージ処理を使って見たいと思っています。

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2012年1月25日 (水)

ステライメージで人工衛星を消す

オリオン大星雲などの赤道付近の対象を撮像すると、多数の人工衛星が線になって写ってきます。
これを単純加算平均でコンポしても消えませんよね~。
私は、MaxIMDLのSigmaclipでコンポしていますが、人工衛星の線は目立つことは有りません。これは、非常に便利です。

では、ステライメージでは、どうなんでしょう?
バージョンが上がってきて、コンポジットのパラメータで、加算平均の際に、「範囲外の値を除外」という項目があります。
この値=σ値を指定することで、人工衛星の線も目立たなくすることが可能です。
ただ、値を適正に入れないと、うまく消えてくれない事もありますので、σ値の違いを比較して見ました。

20120121m42si65sigma

加算平均で「範囲外の値を除外」をチェックして、値を入力します。
このM42は、L画像5分4枚を使っています。また、元画像を1/2リサイズしてトリミング表示してます。

画像左は、σ=3.0の場合。中央下に人工衛星の線が残ってます。また、ランニングマンの左上に斜めの人工衛星の線も残っています。人工衛星銀座ですから、仕方ないですよね~。

画像右は、σ=0.8の場合です。
如何ですか!人工衛星の線が目立たなくなっていますよね!

※よっちゃんからご指摘頂きました。ありがとうございます。
  σ=0.8では、人工衛星の線を消す代わりに、S/Nを大きく落としてしまいます。
  その辺りの弊害を考えて処理する必要があります。
  安直な記事で、申し訳ありません。

ステライメージも進化しています!パラメータをうまく使うと、このような事も可能なんですね!

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