« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月28日 (日)

プチ遠征画像の再処理

新月期なのに、曇り空が続く関東です。
台風もUターンで、また日本に戻ってくるコースを取るようですね。
こんな天気は、機材整備か画像処理・・・って最近こればっかりな感じがします(涙)
20080928cyg今回は、以前EL板で作成しておいたフラット画像を使い、LAP2のベイヤーマージでフラット画像を作成して、補正してみました。
結果は、やはりうまく補正しきれませんでした。どうもRGBの山を合わせたフラット画像を作成した方が、良い結果になるような気がします。
それでも、画像処理にAstronomyToolsを駆使して、背景をフラットにして、色々いじってみました。処理は、CS3メインで行っています。
画像は、iso=1600、30秒を4枚シグマクリップで加算したものです。
高感度で枚数も足りませんので、ノイジーな画像になりましたが、背景はまずまずフラットになったのでは無いかと思います。網状星雲も少しは、存在がハッキリしてきました。
プチ遠征場所での天頂付近なら、少し希望が持てるようになりました。次回の遠征が楽しみです。

| | コメント (2)

2008年9月27日 (土)

少しだけ画像処理の話

私の冷却CCDでの画像処理の手順は、
①ステラでダーク&フラット補正→各画像をfitで保存
②MaxIMDLでLRGB各画像をコンポジット(ステラより精度が良い!)→加算画像をfitで保存
③ステラでLRGB合成&大まかな調整→tif16bitで保存
④Photoshopで仕上げ処理
という手順が標準的な処理方法になっています。
Photoshopでのレイヤーを使った様々な処理が、最も重要な要素になっている訳です。
でも、最新のステラ6でもマスク処理が可能をなりましたので、少し試してみました。

20080927st120080927st2LRGB合成後の画像の一部をトリミング(左画像)。
この画像を基本画像とします。
次に、レベル調整を使いRGBの山を揃えるとともに、レベルの切り詰めを行った画像です。
レベルは、0~46000にしてあります(右画像)。
以下は、基本画像をモノクロ化した画像を作成し、レベル調整時にマスクとして利用した場合の処理結果です。
20080927st3_220080927st4今回のマスクは、モノクロ画像のレベルを切り詰めた画像を作成しました。
これにより、輝度部を保護しようというわけです。
マスク処理には、反転画像を用います。黒い部分へは効果が少なくなるということです。
なので、輝度部を抑えながら淡い部分を持ち上げる事が可能となる訳ですね!
20080927st5上記のマスクを用いたレベル調整の画像です。
RGBの山を揃えるとともに、レベルの切り詰め(0~46000)を行っています。
マスクを使わない画像と比較すると、分かりづらいですが、輝星の輝度が上がらず、また、星雲のディティールの潰れず、背景の淡い部分が表現できています。
同様に、このマスクを使いながらトーンカーブも調整出来ますので、ステラ6からは、色々な処理が可能となりました。
20080927st6こちらは、マスクの応用ですが、上記のモノクロ画像を反転しないでマスクとして利用します。
輝度部の高い部分に効果を出し、背景には影響させないという魂胆です。
Lab色彩調整で、極端に(全て2.0)に色彩を上げてたものです。
これにより、星々の色を強調する事が出来ました。星雲部分も彩度UPになっていますが、マスクを作成する際に、コントラストを強くすることで、星雲部分への影響を少なくすることも可能です。

今回は、SI6の新機能を使った簡単かつちょっと高度な画像処理をご紹介しました。
マスクの作り方次第で、色々な補正が可能となります。
Photoshopをお持ちでない方も、SI6からこの機能が使えますので、まずSI6で色々試してみると、画像処理のスキルアップに繋がると思います。

| | コメント (4)

2008年9月25日 (木)

プチ遠征・・・その2

20080925gpプチ遠征の結果に気をよくして、更に焦点距離を伸ばして撮影してみようと、GPガイドパックを持ち出しました。
薄雲が広がる空ですが、時折、サーッと雲が取れる時間があります。
久しぶりの極軸望遠鏡を使った極軸合わせ・・・先ず、0時に固定して、それから日時をセット(東に4度補正)・・・極軸望遠鏡を覗いて、指定の位置に北極星を入れます。
三脚が短いので、地べたに座り込んでの姿勢・・・辛いです(笑)
性能上は、40D+EF135mmF2L(35mm換算216mm)で、約5分程度までなら追尾してくれるハズです。実際には、飽和の関係もありますので、3分露出がメインになりますので、性能の範囲内ですよね!

先ずは、ピントの調整。これまた、対象入れるのに三脚の低さが災いし、アクロバティックな姿勢になります(汗)
ようやくデネブをセットして、モバイルPCを起動。PCライブビューで、AFモードによる微調整!これは最高です!正確に合わせるために、自分の目にも補正レンズ(老眼鏡とも呼ばれます)を入れます(爆)
1~2分程度で、フォーカス完了!MFモードに戻して(これ忘れると撮影出来ません)、テスト撮影を行います。

F2.8、ISO=400、30秒でテスト撮影開始。PCの画面に結果が出てきます。画像を、100%に拡大してみると・・・
「あれ、星が流れている・・・」もう一枚・・・結果は同じ、更に数枚続けましたが、同じ結果。
「なぜ?」、「極軸がずれた?」・・・テスト画像をよく見ると、流れ方は赤径方向に揃って流れています。

・・・ああ・・・そういえば、乾電池を電源に使っているのですが、この電池、昨年の夏に日光戦場ヶ原に遠征したときに、入れた電池です。
電池の容量が少なくなった可能性があります。ランプは、赤く点灯しているのですが、心なしか弱い感じ・・・。
消費電力からすると、約20時間程度は、アルカリ乾電池でも持つ計算です。日光に2回、そのほかプチ遠征に1回、簡易赤道儀に数回・・・延べ20時間近くは消費している訳です。

予備の電池やバッテリーを持ってきて無いので、あえなく終了となりました。車でチャージャーを持ってくれば対応できたのに・・・宝の持ち腐れでした。

| | コメント (6)

2008年9月23日 (火)

お手軽プチ遠征!

20080923cyg簡易赤道儀を持ち出し、ご近所の田園地帯にプチ遠征してきました。
今日は、雲の多い空でしたが、時折雲が切れて星が見えていました。
簡易なセッティングで、天頂付近の白鳥座辺りを撮影。
40D_Seo-SP2+SIGMA50mmF2.8MACROの組み合わせ。
適当な極軸合わせなので、isoを1600にして、短時間露光(30秒)としました。各コマの星の流れは微少ですが、合成すると結構画角がずれて行くのが分かります。
レンズの絞りは、F4。これでも、飽和しませんが、ヒストグラムの真ん中辺りになります。
もう少し広角なレンズが欲しくなりますが、あまり広いと光害の影響を受けますので、35mm辺りが良いかもです。
画像は、30秒を8枚加算してあります。背景のムラが取り切れませんが、一応の成果ということで、UP致します。
自宅同様高度が低くなると光害の影響が出てきますが、天頂付近なら、撮影が出来そうな感じですね~。改造デジカメが使えるのですから、御の字です。
この場所、車で5分・・・東北新幹線の高架や東北自動車道が300m以内にあるのですが、比較的空もいい感じでした。イヤー超お手軽遠征には、ぴったりの場所です。次回もここに遠征しましょう!

| | コメント (8)

2008年9月22日 (月)

秋のお彼岸

20080921higan雨の降り出す前の午前中に出かけて季節の花を撮影してきました。
この時期は、これですよね~。
曇天だったので、あまり鮮やかになりませんが、さすがK10D!
赤の表現や彩度は、他機種よりかなり華やかに写ります。
タムロンの高倍率ズームレンズをセットしておけば、通常撮影では全く不自由はありません。スナップに最適な組み合わせですね~。
BORG60ED望遠レンズセットも用意していたのですが、こちらは出番無しでした。

| | コメント (0)

2008年9月21日 (日)

惑星の画像処理

昨日は、趣味人の副店長さんに惑星の画像処理について、ステライメージベースで色々勉強させていただきました。
どうもこれまで、registaxを使ったきたので、ステラでの処理はまだまだ勉強が必要な感じです。
ステラを使うと、その後の処理が大変スムーズに出きる感じでしたので、是非ともマスターしたいものです。

帰宅後、registaxでの処理を色々試行錯誤してみました。
registaxについては、ヨネヤンさんのHPで詳しく解説されていますので、そちらを参考にしつつ処理を行いました。
20080920jup8/3に撮影した木星画像ですが、あまり条件が良くないのでボツ扱いでしたが、題材にしてみました。
左側は、これまでのregistaxでの処理・・・余り何も考えず処理したものです(笑)
右側が、今回試行錯誤した結果・・・違いは微妙ですね~
でも、今回の方が少しは詳細な部分が表現出来ているような感じがします。
そもそも元画像が今ひとつなので、いくら優れた画像復元ソフトでもこれ以上改善を求めるのは、無理がありますよね。
ステラもregistaxも奥の深いソフトですが、すばらしいソフトであることは間違いないようです。
VC200LDG+2.5倍パワーメイト+ToUcam 15ftp 1/25秒 1200フレーム

<追加です!>
20080921jup上記の画像を、ステラ5で処理してみました。
ToUcamの動画の読み込みは、1回目はエラーになりますが、パラメータをいじって見ると2回目に処理を始めます。(バグ??)
動画読み込み後、評価値を降順に並べ替え、上位1200枚をコンポジットしました。ここまで、結構時間がかかります(涙)
その後、レベルを調整して、マルチバンドシャープフィルターの#1~#3(#4)を使いシャープ化を図ります。
その後、画像復元(最大エントロピー法)を使い、最後にトーンカーブを調整します。
仕上げは、CS3に持ち込み、ノイズを軽く除去してWeb用に保存で終了です。
趣味人さんのHPに、セレストロンのコーナーがあり、その中に画像処理のコンテンツがありますので、参考にしてください!

ステラでの処理も、いい感じに仕上がります。ステラも処理スピード以外は、結構簡単に処理が出きる感じです。
ちなみに「マルチバンドウェーブレット」を使わないのがミソです。これ、よく分からない・・・(笑)。

| | コメント (4)

2008年9月20日 (土)

akibaにGo!

台風の影響は、全くありませんでした。良かった~。
天気は、台風一過とは言えない雲の多い空。
こういう天気ならakibaのshopを巡りましょうかね~。
趣味人の副店長さんにもお聞きしたいこともあるので・・・。
午後4時ぐらいには、趣味人さんに出没しています!

<追加>
渡並副店長から、惑星画像処理(ステライメージバージョン)を色々勉強させて頂きました!
副店長、お忙しい所、ありがとうございました。
ToUcamの画像読み込みの件ですが、1500枚以上が読み込みエラーでダメだったんですが、帰りの電車の中で、最初の1フレームと最後の1フレームをカットしたら、1500フレーム以上読み込む事が可能でした!
ステラでToUcamも処理出きる事が判明です!でも、最初と最後・・・ファイルの生成時の問題でしょうかね~。
週末は、過去画像を色々処理してみます。

| | コメント (0)

2008年9月17日 (水)

足場にネットが・・・

20080917photoとうとう足場に防護用のネットが張られました。
白いんですが、とても透過率のあるネットです。
ネット越しに、街の風景を撮影してみました。
面白い画像です!
ネットの編み目で、回折像が出てきます。
全面フライアイルーペとなりました(笑)
下の写真は、ピントバッチリ!って感じの回折像ですよね~。
これで、ベランダからのピント出しは楽になりました(爆)

これから12月まで、ベランダでは太陽&月ぐらいしか楽しめ無くなりましたね~。
でも、この回折像を使った固定撮影も面白うそうです・・・なんて(笑)

20080917moon<HKさんのリクエスト>
先日のminiBORG45ED+コンデジの画像です。
何も処理していない1枚画像をリサイズしました。
CanonA630は、800万画素のデジカメですので、月を撮影するには十分の画素数です。
片ボケがありますが、画像処理前でも細かな模様は、比較的良く写っているようです。

過去にA70(320万画素)で撮影した満月の記事がありますので、参考までに・・・こちらをクリック!

| | コメント (6)

2008年9月14日 (日)

簡易赤道儀の改善

20080914eq簡易赤道儀を少し改善してみました。
全体的に北側にウエイトが偏るため、本体を南側にオフセットして取り付けられるようにしただけです(笑)
使っていなかったSLIKのパーツを使いました。
このプレートに、方位磁石を載せると完璧です(笑)
バランスが良くなり、安心して使うことが出来ますが、剛性不足は相変わらず・・・ピント合わせが難しいですが、そこそこ使えます。
パッと出して、パッと撮影、そして、サーッと撤収。超お手軽機材!
そして、今日は趣味人さんに行って来ました。
20080914x2ltこいつを見てきましたが、軽い!の一言。
冷却性能は、40Dより劣りますが、これからの季節なら十分効果はありそうですね~。
但し、私には縁のない機材です・・・。使える環境にありません。
でも、固定撮影の長時間露出が出きるようになれば、短時間多枚数の比較明合成をしなくて済みますので、シャッターユニットにも優しい撮影が可能になります。
北天を1時間露出12枚で12時間・・・やってみたい撮影ですね~。

本日は、中秋の名月。
夕方ウトウトしていたら、気が付けば月は雲の中・・・残念でした。

| | コメント (8)

2008年9月13日 (土)

昨夜の月

20080912moonベランダお気軽撮影!
miniBORG45ED+LVzoom(20mm)+A630+簡易赤道儀
iso=80 1/30秒 16枚
registax4,CS3

セッティング3分、撮影3分、撤収1分・・・超お気軽モードです(笑)
コンデジでのコリメートは、眼視でピント合わせた後は、カメラのオートフォーカスにお任せします。
必ずピントが合う訳ではありませんが、ほぼ自動でピントを合わせてくれます。
取り付けの関係で、ちょっと片ボケなのが残念ですが、miniBORG45EDのレンズの性能は、やはりすばらしいものがあります!

| | コメント (4)

2008年9月10日 (水)

秋の天の川?

20080910milky今日は、さわやかな晴れでした。
帰宅後、自宅裏の田んぼに出かけて、お手軽固定撮影。
天頂付近でも、天の川がうっすらと写る程度です。
自宅周辺では、改造デジカメでは辛いですね~。
SIGMA8mmF4.0+40D改 iso=800 30秒 LPS-P2 NR CS3

| | コメント (4)

2008年9月 9日 (火)

プロミネンスは巨大です

20080909sun先日の地味なプロミネンス。
太陽の大きさから、大体地球の大きさの○印を付けてみました。
太陽は、直径約140万Km、そして地球は約1万3千Km。
大体1/100程度になります。
画像処理で、太陽の光球のみを抽出し、モノクロ化。
その後、画像を1/100に縮小して、貼り付けました。

小さなプロミネンスですが、地球を丸呑みする大きさです!
スケールが違いますね~。

| | コメント (2)

2008年9月 7日 (日)

お手軽撮影その2!

20080907cd1アイベルのL型フォークの赤緯稼働部を利用したカメラ三脚ベースの簡易赤道儀!
このパーツは、CD-1と同様の部品ですので、ビクセンのSD1で恒星時追尾が可能です。
モータードライブの取り付けに、ビクセンの汎用アリガタを利用した所が工夫した点です。
三脚で高度を大体39度に合わせ、大体北に向けたらOK!超大ざっぱなセッティングです(爆)
赤緯微動の代わりに、軟弱な微動雲台を利用していますので、剛性面では不十分ですが、観望やコンデジでの拡大撮影程度なら何とかなります。
極軸も適当(大体^^;)に合わせただけですが、太陽や月の観望&撮影なら、ほぼ問題ありません。視野から逃げていくような事は、十数分はありません!
微動雲台により、目的を素早く導入できる点は、軟弱さを補う快適さです(笑)

では、これで撮影した画像をご覧下さい!
十分ですよね~。P.S.T.+LV25mm+A630で3枚連写画像をregistax&SI6&CS3で処理しました。派手さのない穏やかな太陽です。
20080907sun1256

| | コメント (4)

2008年9月 6日 (土)

お手軽撮影

20080906moon足場が組まれたベランダから、三脚固定のお手軽撮影。
空の状態は、今ひとつ。
でも、月が見えていますので、miniBORG60ED望遠レンズセット+K10Dで撮影。
iso=800で1/10秒の1shot。
RAW(DNG)から月を等倍トリミングしてあります。
画像処理でモノクロに変換。
お手軽スタイルで、この程度は簡単に写せます!
20080906mokuこちらは、そのまま木星に向けてみました。
iso=800で、1/2秒。
ガリレオ衛星が分かります。
1/2秒でも流れてしまいますね~。もう少し短い露出がいいようです。
本体の模様は、露出オーバーなので分かりませんが、衛星の動きを見るぐらいなら、十分可能なようです。
miniBORG60の望遠レンズセットでは、490mmの望遠レンズに相当します。
三脚だけで十分楽しめるスタイルですね~。2秒セルフタイマーを使い、ブレ防止対策!
足場にネットが張られるまでは、このお気軽スタイルで撮影出来そうです!

| | コメント (6)

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »