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2009年3月29日 (日)

ハロ対策パーツ

20090328baader輝星のハロ対策のために、新たにBaaderのナローバンドフィルターを導入しました。
Hα(7nm)、SⅡ(10nm)、OⅢ(10nm)です。

20090328halo 早々、テスト撮影。
FSQ106EDをセットして、レデューサ付きで撮影してみました。
カメラは、ML11002。
Astronomik(13nm)とBaader(7nm)のHαフィルターの比較画像です。
CFW2-7に同時に2枚セットして、ほぼ同じ条件で撮影しています。
簡易ダーク減算は行っていますが、フラット補正はしていません。
短時間で結果を見るために、全て4x4ビニングで撮影しています。

結果は、画像のとおり。ハロが全く出ていません!素晴らしい!!
アルニタクが綺麗です(笑)円高の効果で、安く手に入れることが出来ました。
半値幅が7nmと狭いため、長時間露出が必要ですが、これならたっぷり露出できますね~。

フィルターの厚みは3mm。FLIのLRGBフィルターも3mm。でも、これはカタログ値。
実際には、FLIのフィルターが若干薄いです。
ROBOのステップで、35ステップピント位置が違っています。
ちなみに、Astronomikとは50ステップ違っています。

トラブルも・・・購入したのがΦ50.8mm。
CFWは、Φ50mm。
入りませんでした(涙)
フィルターの周辺をガラス用砥石で根気よく削り、一応CFWに収まりました^^;
残り2枚もシコシコ削ります(汗)

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天体写真」カテゴリの記事

コメント

Baaderのナローバンドフィルターだと輝星のハローが全く出ませんね。
素晴らしいです。半値幅が狭いので一眼デジでは無理でしょうね。

投稿: ヨネヤン | 2009年3月29日 (日) 10時35分

早速ためされたのですね。スッキリさわやかで素晴らしい。

投稿: エムティ | 2009年3月29日 (日) 12時34分

ヨネヤンさん
効果抜群でした!
このフィルターには、35nmというセミナローHαもあるようですよ。
国際光器のHPに情報があります。これだけ広いとデジカメでも使えるのでは無いでしょうか?

投稿: ベランダGPD | 2009年3月29日 (日) 21時41分

エムティさん
良いですよ~。Baader!
ブロードバンドは、IDASのNewLRGBフィルターでしょうか。
色素系も良さそうですが、露出が掛かるのが難点ですね。それと、エムティさんの画像を見ると青ニジミが気になりました。
L41と組み合わせると良いのかも知れませんね~。

投稿: ベランダGPD | 2009年3月29日 (日) 21時44分

無事届いてよかったです。枠があわなかったですか。加工ご苦労様でした。

私もはやくBaader S2使わなくちゃ。

投稿: まっくん | 2009年3月30日 (月) 17時30分

お久しぶりです。

私も最近BaaderHαを購入したのですが、
CFWにギリギリで入りましたよ。
無理やり押し込んだりはしてません、すこし
キツイかなって感じでしたが。

投稿: シナモン | 2009年3月30日 (月) 19時10分

まっくんさん
色々お世話になりました。
これで、ハロの少ないナローが楽しめます。

投稿: ベランダGPD | 2009年3月31日 (火) 09時44分

シナモンさん
CFWってFLIのですか?
私のは、どうやっても入りませんでした。
それで仕方なく・・・
でも、問題なく使えて安心です(笑)

投稿: ベランダGPD | 2009年3月31日 (火) 09時46分

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