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2010年2月 8日 (月)

系外星雲の画像復元

20100208n3521

先日、FSQ(F8)+ST402MEで10分×16枚撮像したL画像。
Bias,Dark,Flat補正後、16枚をSigmaClipして、DDPを行ったものが左の画像。
そして、その画像をMaxIMDLでルシーちゃんで画像復元後、スマートシャープを輝度部に施したものが右の画像。
星雲の構造は、ぐーっと見えてきました!でも、所詮160分では露出が足りません。高S/Nの画像を得るためには、更に数時間の露出が必要ですね。
高感度チップとはいえ、F8で撮像していますので、結果的に長時間露光が必須だということです。
この春は、アンテナ星雲を狙いたいのですが・・・果たしてsign02

===DDP前に画像復元===追加sign01

20100208n35211_2

かわうそさんのコメントに対応して、処理の手順を画像復元→デジタル現像で行ったものを、左端に追加してみました。
んー星雲の構造は、前の方が良く出ている感じがします。
どうでしょう?

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「天体写真」カテゴリの記事

コメント

だいぶ詳細が出て来ましたね。画像復元はうまく使えば、すごい武器になります。特に星雲よりも銀河の方がその効果が顕著です。

で、原理的に言えば、DDPの前に画像復元をやった方が良いハズなんですが、どうですか? 厳密にその差を試したことがないのですが、最近はDDPの前にやってます。

投稿: かわうそ | 2010年2月 8日 (月) 16時57分

かわうそさん
最初は、DDPの前にやっていたんですが、後に画像復元した方が良い結果でした。
比較画像を、追加しておきます。

投稿: ベランダGPD | 2010年2月 8日 (月) 17時17分

たしかに原理的にはかわうそさんの言われるように
デコンボリューションはDDPの前が良いはずですが、
ベランダさんの様に後でかけた方が良い結果がでると思います。
私はもっぱら CS4 のスマートシャープを使っています。

投稿: きた | 2010年2月 8日 (月) 19時19分

画像復元ってこんなに効果があるとは思いませんでした。自分で適当にやってみたときは、画像が崩れるか、何も変わらないかでした。これは真剣に勉強する価値ありですね。

投稿: Eagle | 2010年2月 8日 (月) 21時48分

きたさん
原理的って所が今ひとつ分からないですが、今回は後の方が良かったですね~。
シャープは、スターシャープではなく、スマートシャープでした^^;

投稿: ベランダGPD | 2010年2月 8日 (月) 22時26分

Eagleさん
画像復元も対象によると思いますが、系外星雲には効果がありますね。
画像復元のPSFや回数など試行錯誤必要ですが、効果は期待できますね!
是非、研究してみてください。

投稿: ベランダGPD | 2010年2月 8日 (月) 22時28分

こんばんは。私もやはりベランダさんの手順でやっています。復元→DDPや、各単画像にかけた後にコンポジットしたり試してみましたが、今のところは効果とSNの両面でDDP→復元がベストみたいな気がしています。

ところでMaxIMDLでの各パラメータはどうなさってますか?使い方が良く解らなくて・・・「AutomaticSelect」等でPSF半径「1.9」とか出ても思わしい結果にならず、いつも0.6~1に直して使っています。

投稿: k | 2010年2月 8日 (月) 22時37分

kさん
同じなんですね~。ということは、チップが同じなので、このチップはこの方法が良いのかも知れませんね~。
チップにより、多分違いがあるんだと思います。NABGとABGの違いもあるますし。。。

MaxIMDLのパラメータは、私の環境で、"0.55"がベストでした。
また、繰り返し回数は、2回と少なめにとどめています。
これ以上多くなっても効果が低減する感じでした。

投稿: ベランダGPD | 2010年2月 8日 (月) 22時56分

DDP⇒復元だと、輝星が柔らかになってるので、リンギングの発生を若干抑えられるのがメリットかなと思ってます。
実際には、やはりDDP前にやる方が原理としては正しいのでしょうね(箱根でK山さんにも指摘されたしね)。
さらにいうと1枚画像にそれぞれかけるのが原理としては正しいのかもしれませんが、ノイズに敏感な処理なので、さすがになかなか上手くいかないですね。
でも、昔はCCDSharpで1枚1枚丁寧にかけてたなぁ・・。
そのうち、16コマ撮影したら、4コマコンポジットしたのを復元して4セットをコンポジットしてみたり、、(ノイズ感が減りました)いろいろと苦労させられました、復元。
最近だとステラでDDP後(エッジなし)にマキシかAstraで復元という流れ。
AstraImageは手持ちのVer3だとやっぱプレビュー早いけれど、処理遅かったデス・・。画素数が少ないので気にしてませんでした。

投稿: uto | 2010年2月 9日 (火) 12時21分

諸々、検証ありがとうございます。
utoさんの言われるように、DDPで輝度差が減る分リンギングは減ると思いますが、高輝度部のディティールは、DDP前の方が出るのではないかと思うのですが...

こんど自分でも検証してみますね。

投稿: かわうそ | 2010年2月 9日 (火) 17時23分

utoさん ありがとうございます
1枚1枚・・・そうですよね。
手間はかかりますが、根気よく1枚ずつ処理していくと、良い結果になりそうです。
ST402MEだと、画像サイズも小さいので、サクサク画像復元してくれますが、ML11002となると・・・PCが極端に遅くなります^^;

投稿: ベランダGPD | 2010年2月10日 (水) 10時32分

かわうそさん
次の記事で、SI6の場合は、画像復元→DDPでした。
DDPすると輪郭が柔らかくなるので、その辺りの要因が画像復元の結果に繋がっているように思います。

投稿: ベランダGPD | 2010年2月10日 (水) 10時34分

あ、すみません。
1枚1枚は原理には則ってると思うのですが、
ノイズが少ない画像ならいいのかもしれませんが、自分がやった限りでは、却っていい結果にはならないと思います・・。

投稿: uto | 2010年2月10日 (水) 12時03分

utoさん ありがとうございます
一度、元画像1枚1枚から処理してみたいと思います。

投稿: ベランダGPD | 2010年2月10日 (水) 13時19分

画像処理一つでここまで系外星雲のディテールが見えてくるんですね~。正直、魔法みたいで、まったく知らなかった世界です(^^; 私にはレベルが高い内容ですが、ちょっとでも画像処理の技術が身に付けば、いまよりももっと天体撮影が楽しくなりそうです。過去のブログから読んで勉強させていただきます(^-^)

投稿: ひろし | 2010年2月10日 (水) 21時44分

ひろしさん 画像処理は奥が深く、一歩間違えるととんでもない画像を作ってしまいますので、使い方を良く考えないといけないと思っています。
今回の画像復元もそうですが、やりすぎは禁物です。適度な処理(大きな改善を求めない)という部分が重要です。
でも、ついつい行き過ぎるんですよね~^^;

投稿: ベランダGPD | 2010年2月11日 (木) 13時57分

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